川のカーブに鯉はいました。 | メタルジグの世界

川のカーブに鯉はいました。

最近は野鯉の話題をあまり聞かなくなった気がします。

小さな町で育った私たちは二級河川での釣りが大好きで、よく野鯉をねらって川に行ったものです。

聞いたり調べたりしてえさ作りにも励みました。

サツマイモをふかし、小麦粉を適量加え、時にはさなぎ粉を加える、いたってシンプルなものでした。

しかし、えさの粘り気や香りには相当気を使ったものです。

もっぱらお金のかからないぶっこみ釣りでしたので、えさ作りはすり鉢、すりこ木を使って作っていました。

釣具屋さんで4本針を買って、ちょうど良い大きさに丸めたえさに押し込む方法で使っていました。

川に行き、カーブのよどみがいつものポイントでした。

外れる日も多かったのですが、ある日の釣りの最中のことです。

えさを投げ込んで竹を使って置き竿にしていたのですが、ふと見ると私の短いさおがバウンドしているではありませんか。

私は慌てて竿を立てあわせました。驚いたことに水中で魚体がきらめきました。

どきどきしながら、魚を寄せたのです。35センチほどでしたが、私にとっては大物の野鯉でした。

河川のカーブのよどみを釣る、この日からずっとこればかり続けていたような気がします。

釣りはやはり楽しい、嬉しい、それを実感した日でした。

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